暮らし歳時記 二月

旧暦では今の3月ごろ、寒の戻りなど、まだまだ寒く
衣を更に着込むことから「きぬさらにき=衣更着」と言われます。
寒さの峠が来る頃ですが、立春を迎え、暦の上では春になります。
咲き始める花々、バレンタインデー等の春の予感が広がる一方
スギ花粉が飛散し始めると、花粉症の人にはつらい季節となります。
小草生月(おくさおいつき)
華朝(かちょう) 仲春(ちゅうしゅん)
初花月(はつはなづき)
梅津早月(うめつさつき)
建卯月(けんぼうげつ

3(金)節分
節分は「せちわかれ」とも言い、本来季節の変わり目即ち
立春、立夏、立秋。立冬の前日を指す言葉です。
現在は立春の前日(2月3日)を「節分」と言い、豆をまいて
悪疫退散や招福の行事が行われます
4(土)19時22分、立春
冬と春の分かれる節分の翌日であり寒さが明けて春に
入る日です。又、立春以降初めて吹く南よりの
強風を春一番と呼び、立春の早朝禅寺では、
厄除けのために門に縦書きをする左右対称になる
「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があるそうです。
11(土)建国記念の日
「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として
1966年に「建国記念日」に定められました
19(日)15時18分、雨水
雪が雨に変わり雪解けが始まるという日で、忍び寄る
春の気配に草木が蘇ると言う意味があります。
空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味。
草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。
春一番が吹くのもこの頃です。
しかし本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもします。
三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていきます。
地方によっても違うようですが、この日に雛人形を飾ると
良縁に恵まれるといわれています。
三寒四温(さんかんしおん)
寒い日が三日ほど続くと、その後四日間ぐらいは暖かいということ。
これを繰り返しながら、だんだん暖かくなり、春へと向かいます。
もともと中国北部や朝鮮半島の冬の気候を表す言葉で、後に日本に伝わりました。

・誕生花:梅
・花言葉 気高い心
・誕生花:フリージア
・花言葉 純情
2月の花
福寿草(フクジュソウ) 梅(ウメ)
ふきのとう クロッカス 雪割草
山茶花(サザンカ) 椿(ツバキ)
侘助(ワビスケ) 節分草 金魚草
マーガレット 猫柳(ネコヤナギ)

旬の食材
●野菜
かぶ 白菜 水菜(みずな)
れんこん カリフラワー ごぼう
小松菜 キャベツ 京菜 三つ葉
ほうれん草 春菊 菜の花
あさつき セロリ ニラ 菜の花
●魚介
鮟鱇(あんこう) キンキ 蛤
鰤(ぶり) 帆立貝 ふぐ
●果物
金柑 みかん 伊予柑 八朔

2月が短いワケ
カレンダーを見て「なぜ2月は短いのか?」と
疑問に思ったことはないでしょうか?
この秘密を解く鍵は古代の太陽暦にあります。
ひとくちに太陽暦といっても、天文学の発達とともに
マイナーチェンジを繰り返してきました。
現在使われている太陽暦は「グレゴリオ暦」ですが
紀元前7世紀のローマ帝国では「ヌマ暦」という独特の暦が使われていました。
ヌマ歴の1年は355日しかなく、12か月の「日」の割り振り方が変わっていました。
まず、1か月31日の月を4回、同じく29日の月を7回とし
余った28日を最後の月としたのです。
それなら「12月が28日になるのでは」と思われることでしょう。
しかし、ヌマ歴の1月は現在の暦で3月にあたるため
現在の2月はヌマ歴の12月になるのです。
しかも、1年が現在より10日も少ないため、2年に1回
12月(現在の2月)に20日(10日×2年分)を追加して
暦と季節のズレを防ぎました。つまり2年に1度
2月(ヌマ歴の12月)は48日まであったのです。
これでは、2月分の給料をもらうために1か月以上働かなければならないなど
生活には不便です。そこで、1年を365日とする「ユリウス歴」が考案され
不足の10日を各月に割り振りました。
しかし、なぜか2月(ヌマ歴の12月)だけは28日のままでした。
うるう年の1日を2月に加算するのは「ヌマ歴」の名残なのです。
「二月は逃げる」
2月は日数が少ないため、仕事量も少なく
仕事が逃げるという意味にも使われます。
同様に仕事量の少ない8月(旧盆休みが入る)と合わせて
「ニッパチ」と呼ばれることがあります。

バレンタインのいろはこの日は、ローマ司教であり、のちに愛の守護神として敬愛された
聖バレンタインが殉教した日で、また春に先駆け、小鳥が愛の歌を歌い始める日
とされていたことと結びついて「愛の日」といわれるようになりました。
この日は、女性から男性に愛を告白する、という意味ばかりでなく
愛情をあらわす日なのですから、恋人同士に限らず
友人や家族に感謝の心を示す日にしたいものです。
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