
いよいよ今年も大詰めの12月。
12月の和風月名(わふうげつめい)を、師走と書いてシワスと読ませるのには
様々な説がありますが、もっとも一般的なのは、12月は皆忙しく
師匠といえども走り回るから「師匠も走る」で師走となったとする説です。
また、師匠の「師」は法師の「師」であるとする説もあります。
12月には僧侶を迎えてお経を読んでもらう風習があったので
お坊さんもあっちこっちに走り回らねばならないから
「師馳せ(しはせ)月」がなまって師走とする説。
違う解釈では「しはす」は「仕事が終わる」の意味で「し(仕事)果つる月」なので
シハツル→シハスとなったという説。
いずれにしても、そんなことをいちいち考えているヒマもないほど12月は忙しい月。
年間を通じて最も日中の長さが短い月なので、あっという間に日が暮れてしまいます。
12月の行事といえば、クリスマス、おせちの準備、冬至の柚子湯、大掃除
年越しそばに松飾りの用意、忘年会や納会、年賀状も書かなくては…。
なぜか年内に片付けなきゃならない仕事が必ず発生します。
コートを出して、ブーツに履き替え・・・そうなると新しい洋服も欲しくなる(笑)

そして12月は「お歳暮」のシーズンです。
歳暮とは元来「年の暮れ」という意味ですが
いつのころからか日ごろお世話になっている人に贈り物をすることを
「お歳暮」というようになりました。
「お歳暮」の起源は、年越しに塩鮭、数の子、塩鰤(ぶり)などの塩蔵ものや
するめなどの魚介の干物を祖先の霊に供えた
「御魂祭(みたままつり)」であろうといわれています。
その供え物を両親や親族、近隣の人に配ったのだそうです。
やがて、日頃お世話になっている人に一年の感謝の印として贈り物をするようになりました。
贈る時期は12月初旬から25日頃までです。
最近では年末の混乱を避けて、11月下旬から贈る人が多くなっています。
昔は12月13日の「煤払い(すすはらい)」のころに贈る習慣がありました。
煤払いは新年を迎える準備として家の内外の大掃除をする行事で
江戸時代には公家・武家・民間ともに12月13日に行うのが慣例となっており
この日が正月準備開始の日とされていたのだそうです。
※12月26日以降になると「謹賀新年」が「寒中見舞い」になるのと同様に
「お歳暮」が「御年賀」「寒中御見舞い」となるのが正式マナー。
お正月用品を贈るのでしたら年内ぎりぎりに間に合うように「お歳暮」でも大丈夫。













