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Thu.
08.28.2008

23 : 50 : 31 ▲

■■■   お米の歴史 ■■■
Sun.
10.21.2007
各地から続々と「新米」の便り。
お米の一番おいしい季節が到来しました。
そこで遠い昔から私達の主食となってきた「お米」の歴史について少し触れてみたいと思います。

kome2


二千数百年前、日本に伝来した稲のルーツは中国南西部の雲南(うんなん)地方
またはインド東北部のアッサム地方といわれています。
ですから熱帯の平地ではなく、東西に細長い亜熱帯の山地だったようです。

稲は細長いインディカ種(タイ米などがこれです)と
丸くて粘りけのあるジャポニカ種に分かれ
ジャポニカ種の稲は揚子江の上流から下流に広まっていきます。
日本には野生の稲がありませんし、はるか南方の稲が自然に来るとは思えないので
日本の稲は交易によって持ち込まれたと考えられています。

そのルートは朝鮮半島経由や、江南(中国の揚子江下流域)から台湾を経て
南西諸島→沖縄→九州南端に到達したという経由が考えられるそうです。
一般的に弥生時代に稲作が到来したと思われていますが
近年の縄文時代の遺跡の研究などから、縄文時代後期にはすでに丸木舟を用いて
西南諸島や沖縄、九州南端を行き来する漁労の集団があったことが明らかにされ
縄文後期にはすでに南方から稲が到来していたようです。

ではなぜ弥生時代になって稲作が急速に普及していったのでしょうか?
中国から朝鮮半島に伝えられていた稲作の技術は、朝鮮半島西北端の
開けた平野部に大規模な水稲耕作の開発を起こしました。
この地域から朝鮮半島統一の動きが起こり、紀元前四世紀までには農耕民の集落をまとめる小国家が作られていたと考えられ
殷朝(いんちょう)の王族、箕子(きし)が建てた箕子朝鮮(きしちょうせん)という国家がありました。

紀元前190年頃、中国の衛満(えいまん)という豪族が軍勢を率いて
この箕子朝鮮を滅ぼし、衛子朝鮮(えしちょうせん)として朝鮮北部、中部を統一しました。
その時の動乱で故郷を追われた農耕民は南下して
朝鮮半島南部にあった韓(かん)という国に逃げたのですが
韓の国家は彼らを受け入れてくれませんでした。
そこで彼らは大挙して日本列島に移住し弥生人となったのです。

まず九州に上陸したであろうと思われる高度な稲作技術をもった集団は
原野を切り開いて水田を作り、米を量産しはじめました。
そして弥生時代に全国規模で水田耕作が普及していったのです。
日本特有の、米を主食としてそれに副菜を添えるという食文化の原形はこうして弥生時代に形成されました。

広い土地と水利の便を必要とする水田耕作は、やがてその地域を治める小国を生み
米を多くもつ者が尊ばれる社会を作り出していきます。
そして、三世紀に大和朝廷が誕生しました。

大量の米を蓄えることによって日本の指導者にのし上がった大和朝廷の本拠地は
四世紀には奈良盆地の纏向(まきむく:奈良県桜井市)にありましたが
五世紀はじめに朝廷の仁徳天皇(にんとくてんのう)は「奈良盆地の開発には限界がある」として
王宮を河内(かわち:大阪府)に移し、大規模な大阪平野の開発を行いました。

米の増産が可能になったこの五世紀に、ご飯を主食にして
それに副食であるおかずを添えるという日本食の基本型がつくられました。
「おかず」とはいくつかの数のさまざまな副食をそろえたありさまをあらわす
「数」をもとにしてつくられた言葉なのだそうです。世界的にみても主食と副食とを分ける考えをもつ民族は少数なのだそうです。

その後、奈良時代になると中央の貴族や寺社が農地を開発して新たな村落をつくり、そこを荘園(しょうえん)として囲い込むようになります。平安時代を経て中世の始まりとともに村落の支配層である武士という特権階級が生まれ、鎌倉〜南北朝〜室町〜戦国〜江戸時代へと進んでいきます。

江戸時代といえば耕地の生産高や知行の大きさは
石高(こくだか)で表わされていましたが
この一石(いっこく)という単位は10斗、180リットル、
重さでいうと150kgにあたり
成人男子が1年間に消費する米の量が基準となっているそうです。
(百万石だと百万人養えるということかしら?)
現代人の一人平均はおよそ70kgなのだそうですから
江戸時代の人々は今の2倍お米を食べていたんですね。

少々難解な話しになってしまいましたが
日本人が二千数百年も飽きずに食べ続けてきたお米は
ほんとうに偉大な食材だとつくづく思いました。
今年の新米も、新たな歴史の1ページに追加されていくのですね。

kome


食欲の秋到来!土鍋で炊こう、究極のごはん

実りの多い秋、日本の主食の代表である新米もお店に並びます。
みなさんは、ご飯をどのように炊きますか?
炊飯器を使うという方がほとんどですよね。
おいしいご飯を炊く秘けつは
「はじめチョロチョロ中パッパ、赤子泣いてもふたとるな」という昔のかまど炊きの方法。
そんな炊き方を再現できるのが「土鍋と炎」の組み合わせです。 
最近では、炊飯専用の土鍋もよく売られていますね。
土鍋でご飯を炊くのは難しそう、と思われがちですが、実はとっても簡単。

ごはんをおいしく炊くのに、どうして土鍋がいいのでしょうか?
土鍋の特性を探ってみました。

土鍋に使われている土の中にはたくさんの気泡があって、これが炎の熱をゆっくり伝えます。
じわじわと米に熱を伝えることで「はじめチョロチョロ中パッパ」の火加減が実現できるのです。

土鍋は、昔の炊飯道具として活躍していた鉄の釜のように熱しにくく冷めにくいため
保温力が優れています。そのため、火を止めてから余熱でお米の芯までふっくらと炊きあがります。
そして、余分な水分をうまく逃がしてくれるので、湿気でべたべたすることもありません。
金属製の鍋と違い、陶器でできた土鍋は、炎が直接当たっていない部分にも
まんべんなく熱を伝えるので、ムラなく炊き上がります。
また重いふたを乗せることで鍋の中の圧力が高まり
米の一粒一粒がピンとたったおいしいご飯ができるのです。

よりおいしく炊くにはどうしたらいいのでしょうか?
ポイントを紹介します。

洗米
 お米を洗うときは、1回目はたっぷりの水で手早く。
1回目はお米の吸水量が多いので、時間をかけるとぬか臭くなってしまいます。
あとは、軽く混ぜて、4〜5回水を替えればOKです。
水加減
 洗米のあと、30分ほどザルにあげましょう。
その後、夏は30分、冬は60分水につけておくと、お米が水分をたっぷり吸収し
よりふっくらと炊きあがります。水の分量はお米の約1.2倍。
(米3合に対し水650cc)が適量です。
ご存知ですか、”炭“の効果
 炭を入れて炊くと炭に含まれるミネラル分が溶け出し、水のカルキ臭さを取ってくれます。
さらに、遠赤外線の効果でおいしくふっくら、炊いた後も変色や味落ちを防いでくれます。
火加減
 炊飯器と違って火加減が難しそうですが「強火→(沸騰)→弱火→火を止める」と、とっても簡単!途中でどうしてもフタをとって中を見たくなりますが
温度が下がってしまうので、フタをあけるのは我慢しましょう。
食べごろ 
ごはんが炊きあがって蒸らし終わったら、土鍋の底から切るように混ぜましょう。
粗熱がとれた10分後くらいがいちばんおいしいタイミングです。

onigiri


土でできた土鍋はとってもデリケート。
長持ちさせるためにもお手入れはしっかりと!

最初は米のとぎ汁を煮立たせる
 土鍋を買ったらまずは、おかゆを炊くか、米のとぎ汁をゆっくり煮立たせ
そのまま冷まして水を捨て、水洗いして乾燥させます。
こうすれば、ごはんの糊が鍋に膜を作り、ヒビや臭いを防ぎます。

急激な温度変化は厳禁
 土鍋はとてもデリケート。空焚きは厳禁です。
火にかけて熱くなった土鍋を急激に冷やしたり、水に浸したりするとヒビ割れの原因になります。

鍋裏の湿気に注意
 鍋裏もとても繊細です。火にかけるときには乾いているかをよく確認し
使用後も極力洗わず、中だけをすすぐようにしましょう。

こんな時には・・・

● ヒビが・・・
 米のとぎ汁を煮立たせるか、おかゆを炊きましょう。
米の糊が入り込むことで修復できます。

● 臭いが・・・
 水を8分目まで張り、茶葉をひとつかみ入れます。
10分くらい煮立てれば臭いは消えます。
また、かび臭い時には茶葉の代わりにお酢を使いましょう。

ここ数年、ブームを呼んでいる「土鍋」
多少手間をかけてでも美味しいご飯が食べたい!という人々の間で注目され
雑誌やテレビでも紹介されるほどの人気アイテム。

火加減が難しそうと思われがちですが
『かまどさん (長谷製陶)』なら「中強火で約19〜21分炊くだけ」の火加減いらずで
簡単に美味しいご飯を炊くことが出来ます。

ふっくら・おいしく・おこげも香ばしい…《伊賀焼かまどさん 》(3合炊き)

さらに、炊き上げ時間を1〜2分長めにすることで香ばしいおこげも出来ます。
お米の種類や水加減によって炊き上がりも変わりますので
自分好みの加減を探すのも土鍋ながらの魅力かもしれません。
そのまま食卓に運べば、おしゃれなおひつとしても存在感を発揮します。
秋ならではの美味しさ、みずみずしい新米をこだわりの土鍋で炊いてみませんか?

冷めたご飯も炊きたての味に。
「美味しくあたため上手「陶珍」」
容器ごと電子レンジへ。便利で美味しい!
気孔の多い伊賀焼ならではの優れ物。
残ったご飯は「陶珍」に入れて冷蔵庫で保管し、あたためるときはそのまま電子レンジで約3分。
容器に吸った水分が熱蒸気化して蒸され、ふっくら香り高い熱々ごはんが楽しめます。
容量400ccで小さめ使いやすい大きさです。


「きこごよみ」
季節に寄り添い日々の生活を慈しむフードコーディネーター・根本きこの
暮らしぶりを追い、約2年の月日をかけて作り上げた「新・歳時記」
きこ流の自由で柔軟な発想で作り上げた生活スタイルは
日本の美しい慣習をうまく取り入れており、丁寧な暮らしへのヒントがいっぱい。


「和ごころ暮らし」
日々の暮らしの中に、四季の移り変わりや美しいものを
さりげなくとり入れる日本の伝統と現代の生活をミックスさせた日常生活歳時記。
なんでもない普通の生活がちょっとした心遣いや小物でまた違った彩りをみせてくる。
美しいイラストと共に。


「和の暮らしが楽しい!おうち歳時記」
正月、節分、聖バレンタイン、雛祭り、花見、七夕、月見、クリスマス…
生活の中に行事を取り入れて、もっと楽しんでみませんか。


「和ごよみと四季の暮らし」
写真でつづる「やさしい」暮らし歳時記。
伝統的な和の暮らしのなかに、快適な生活のヒントがあります。
季節の移ろい、行事の由来、晴れの日のごちそうなど先人に学び
毎日を「やさしく」「ゆったりと」すごしたいものです。

15 : 32 : 10 ▲ トラバ:0 和風香 コメント:0

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