
●カレンダー、行事紹介本が人気
立春のころを1年の始まりとする旧暦の暮らし方が注目されています。
立春や啓蟄(けいちつ)など、太陽の公転周期を24の季節に分けた二十四節気など
太陽と月の周期に合った生活の知恵が見直され
伝統の行事や祭りを紹介する本やカレンダーが人気です。
月の満ち欠けを基準とした旧暦は中国から伝わり
1000年以上も日本の暮らしの指針でした。
桃の節句や七夕などの行事は旧暦に沿ったもので
現在の新暦より約1か月遅く新年が始まります。
旧暦は、繊細な季節の変化と寄り添いながら、徐々に姿形を調え
日本仕様のカレンダーとして定着しました。
明治6年に西洋暦が採用されてからも、旧暦は、農業、漁業、伝統芸の世界では
必要不可欠な自然暦として継承されている。自然とともに生きる知恵にみち
72もの季節をこまやかに味わい暮らすことができる旧暦はまさにエコカレンダー。
旧暦のサイクルや行事の由来を、親子向けにイラスト付きで紹介
「しあわせを呼ぶ和ごよみ」(学研、1300円税別)
年間の行事や祭りを24の節気ごとに紹介。
15〜16日分ずつの節気カレンダーには
「前年の干支(えと)の飾り物に感謝し処分する日(2月11日)」
「この日にお灸(きゅう)をすると無病息災(3月9日)」などの説明がある。
著者の岩崎真美子さんは
「形骸(けいがい)化した行事にも、大切にされてきた暮らしの知恵があった。
そんな本来の意味を伝えたかった」との事。
例えば、ひな祭りは水辺で健康を祈り厄を水に流したのが原点。
人形を買わなくても、子どもと草花で人形を作り水に流すのもいいという。
冬至はユズ湯に入って風邪を予防するとか
旧1月7日の2月中旬に旬の七草のかゆを食べるなど
自然のリズムに合った暮らしが見直されています。
そんなエコロジー時代の暦として旧暦が注目されているのでは。
イラストレーターで雑誌の挿絵などを手がける川口澄子さんの
「旧暦ライフ温故知新」(ピエ・ブックス、1300円同)
版画風のイラストと共に季節を楽しむ暮らし方を伝えてくれます。
「旧暦と暮らす」(ビジネス社、1600円同)や
「旧暦で読み解く日本の習わし」(青春出版社、700円同)など
旧暦の暮らしを紹介する本は増えています。
「旧暦で読み解く日本の習わし」
「旧暦びより」
「和のくらし・旧暦入門」
「旧暦美人のすすめ」
旧暦のカレンダーも人気です。
これまでは茶道華道、俳句などにかかわる人に喜ばれてきたらしいのですが
最近は幅広い年齢層に好評との事。

元日にあたる2月7日から始まるものや、毎日の月の満ち欠けが描かれたものなど。
「歳時記カレンダー」(制作・シーガル、1500円同)は解説も豊富で読み物としても楽しめます。
歳時記カレンダー
月と季節の暦
旧暦では月のない朔(1日)、満月(15日)の日に多くの行事が行われ
生活は自然と共にあり、季節感を育んだ。
西暦・二十四節気・七十二候・干支・六曜・月齢などの情報や
旧暦の諸行事・祭礼の他にも、月名の主な別名、旬の食や草花
忌日と歴史的事件などの資料も満載!
「立春(2/4)」から始まる365日丸一年の時間丸一年カレンダー (旧暦カレンダー)
季節の移り変わりを身近に感じながら、自然と共に暮らす
「旧暦&新暦カレンダー」

■旧暦の本やカレンダーを数多く扱う東京・大手町の農業書センター
http://www.ruralnet.or.jp/avcenter/
http://shop.ruralnet.or.jp/search_result.php














