■■■月彩 Tsukisai...*■■■
彩事記・四季暦・暮らし雑学・美し和言葉・心想詩...「月彩的言の葉パレット」


全件表示 * Top * RSS * Admin

2006.03 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 » 2006.05



* Calender

03 | 2006/04 | 05
日 月 火 水 木 金 土
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

* 最新の記事

  • 縁日 (07/18)
  • 梅雨 (06/05)
  • 鯉のぼり (05/05)
  • 熨斗(のし)と水引(みずひき) (04/10)
  • 季語と歳時記の会 (02/11)
  • 「旧暦」自然のリズム (01/20)
  • 謹賀新年 (01/02)
  • 師走とお歳暮 (12/01)
  • お米の歴史 (10/21)
  • 秋について (09/16)
  • 「蛍」 (07/01)
  • 更新が… (04/02)

* Category

月別生活暦
  • 月彩帳 (2)
  • 彩事記・四季暦 (41)
  • 言の葉模様 (27)
  • 日々是好日 (9)
  • 和風香 (11)
  • 風花日和 (8)
  • 彩々な色 (7)
  • 心想詩 (27)
  • 短想詩 (17)
  • さららの月 (8)

* Profile

 沙羅 * sara

Author: 沙羅 * sara
すべてリアルに続く言葉のカケラと共に…

My Web Site...*


About Blog...*


Daily Moon...*




Ж Moon Calender Ж

* 2008年8月の月暦 *
新月 *  1日 19:13
上弦 *  9日 05:20
満月 * 17日 06:16
下弦 * 24日 08:50
新月 * 31日 04:58



* Ranking

Click Please♪

Blog Ranking月彩



人気ブログランキング【ブログの殿堂】

人気ブログ検索 - ブログフリーク



RSS配信新着情報

人気ブログランキング - 月彩 Tsukisai...*




アクセスランキング

* Link

  • * 雪月花 季節を感じて
  • * ブログ評論
  • Sara's Blog 月時館 Tsukijikan☆*・゜
  • お散歩マニア


  • [管理者ページ]


* Pickup Link



大切な贈り物にもぴったり!土のぬくもりたっぷりの和食器やさん



お花の総合オンラインショップ



■有名デパートで売り切れ続出の「チーズケーキプリン」と
楽天限定販売の「完熟マンゴープリン」


◆「月のリズムで暮らせる旧暦のカレンダー」
月の満ち欠けをもとにした
伝統的な「陰暦(旧暦)」カレンダー
四季歳時記の考え方がわかるとともに
新暦・月齢・六曜・二十四節気も併記


◆「星のこよみ」
春宵、半夏生、驟雨、星月夜
虎落笛、風花…
美しい日本の言葉、いくつ知っていますか?
四季折々の言葉を写真で綴る
麗しい日本の歳時記

星のこよみ

カフェ・ド・ラクテンブックス




白熱灯、自然素材、調光機能にこだわった「ここち良い照明」専門店ECOGLASS




* Recent Comments

  • みんな の プロフィール:秋について (12/05)
  • れいれい:秋について (10/11)
  • 管理人:3月の生活暦 (03/17)
  • まぁくつ:3月の生活暦 (03/14)
  • 管理人:お箸 あれこれ (03/04)
  • こごろー:お箸 あれこれ (03/01)
  • saikei:温泉 (01/27)

最近のトラックバック

  • 気になるキーワードでブログ検索!:【武者人形】についてサーチエンジンで検索してみると (05/05)
  • ランチジャー・お弁当箱がたくさんあります:moetan 2 (上) (10/08)
  • ダイエットのココロ: (09/30)
  • あおいのブログ:芋名月 (09/26)
  • 花をたくさん集めました:八重早咲きチューリップチューリップ モン (09/15)
  • 童話について: (09/14)
  • 民俗がいっぱい:日本の祭り文化事典 (09/05)
  • 天井照明をいっぱい集めました:送料・代引手数料 無料!コイズミ照明  (08/13)
  • 天井照明を攻める:シャンデリアのレス (08/11)
  • 日本の心-四季折々の風情を感じ...: (07/28)

四季の花時計

...*...





Archives

  • 2008年07月 (1)
  • 2008年06月 (1)
  • 2008年05月 (1)
  • 2008年04月 (1)
  • 2008年02月 (1)
  • 2008年01月 (2)
  • 2007年12月 (1)
  • 2007年10月 (1)
  • 2007年09月 (1)
  • 2007年07月 (1)
  • 2007年04月 (1)
  • 2007年03月 (2)
  • 2007年02月 (4)
  • 2007年01月 (4)
  • 2006年12月 (4)
  • 2006年11月 (6)
  • 2006年10月 (7)
  • 2006年09月 (6)
  • 2006年08月 (9)
  • 2006年07月 (10)
  • 2006年06月 (12)
  • 2006年05月 (10)
  • 2006年04月 (14)
  • 2006年03月 (20)
  • 2006年02月 (31)
  • 2006年01月 (1)
  • 2005年11月 (5)

ブログ全記事表示

全ての記事を表示する(別窓)

Blog Photo


by BlogDeco

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

■以下メニュータイトルをクリックすると
メニューが開閉します


タグリスト


暦  生活暦  米  節分  クリスマス  絵本  ワイン  ボジョレーヌーボー  チーズ  霜月  秋色  カフェ  ティータイム  芸術の秋  美術館  秋休み  吾亦紅  風情  秋  神無月  季語  秋桜  もみじ  異名  紅葉  侘びさび  楽焼  茶道具  曼珠沙華  彼岸花  色彩  風物詩  秋祭り  収穫祭  和雑貨  満月  中秋の名月  十五夜  十三夜  旧暦  お月見  室礼  月見団子  防災  敬老  二百十日  七草  彼岸  白露  雑節  重陽  長月  時候  歳時記  二十四節気  七十二候  寝具  安眠  快眠 

月彩ブログ内を検索



あし@


RSSフィード


  • 最新記事のRSS
  • 最新コメントのRSS
  • 最新トラックバックのRSS

Powered By FC2ブログ


Powered By FC2ブログ



■■■   スポンサーサイト ■■■
Thu.
08.28.2008

23 : 53 : 53 ▲

■■■   伝統色の彩り ■■■
Sun.
04.30.2006
mg00

長い歴史のなかで生まれ育まれてきた日本の伝統色。
主に草木から染め出したその美しい色合いは
日本の風土とも合いしっとりと落ち着きがあり
私たち日本人にとって最も心安らぐ色ではないでしょうか。

日本の伝統色とひとくちで言ってもその内容はさまざま。
身近な動物や植物から採った名前や
染め材料をそのまま色の名前にしたものなど。
また万葉の昔から使われてきた名前もあれば
江戸の文化と共に生まれた名前…
明治以降に化学染料が主流になってから付けられた名前もあり
実に豊かでバラエティに富んだ
味わいのある名前が数多く伝えられてきています。

花の色-------*

油(あぶら)
アブラナから採った油の様な色 

菖蒲(あやめ・しょうぶ)
菖蒲とかいて「あやめ」とも「しょうぶ」とも読みますが
紫色の花を付けるのはアヤメ科のアヤメやハナショウブです。
ショウブは黄色い花穂を付けるサトイモ科の植物です。

杜若(かきつばた)
カキツバタもアヤメ科の多年草で、杜若色は菖蒲色より
赤みが強い紫です。万葉の時代にはその華やかな
色から美人の代名詞に用いられました。

萱草(かんぞう)
カンゾウの花の明るい黄みのオレンジの色です。
萱草色は服喪中に着る凶色とされました。

桔梗(ききょう)
キキョウは日本各地に自生する秋の七草の1つです。

紫苑(しおん)
シオンはキク科の多年草でその丈は2メートル程にもなります。

菫(すみれ)
スミレ科スミレ属の花は世界各地で約500種、
日本でも約50種が自生しています。

石竹(せきちく)
撫子色の別名 

蒲公英(たんぽぽ)
タンポポの花のような明るい黄色
タンポポは世界各地に自生し約2000種あります。

撫子(なでしこ)
ナデシコは秋の七草の1つで、その名は花の可憐さから
「愛おしい子」を表す「撫し子」に由来します。

菜の花(なのはな)
アブラナの明るい緑みの黄色 「菜種色」ともいう。

向日葵(ひまわり)
ヒマワリは中央アメリカ原産の花
太陽を信仰したインカ帝国では太陽の化身として崇められていました。

牡丹(ぼたん)
ボタンは中国原産 
中国では「花の王」とよばれ国花とされている。

勿忘草(わすれなぐさ)
英語名は「forget-me-not blue」
この花の名前は恋人のために水辺に咲く花を採ろうとした青年が
川に落ち流されながら恋人に花を投げ
「私を忘れないで」と叫び沈んでいった。
そんなドイツの伝説に由来します。

楝(おうち)
楝はセンダンの古名 端午の節句の頃
咲くので平安時代には菖蒲や蓬と共に飾られました。

紅梅(こうばい)
紅梅の花の色から付けられた色名 

桜(さくら)
桜は日本の国花で古事記に出てくる
「木花之開耶姫」(コノハナノサクヤヒメ)の
”木花”が桜の花を意味し、”サクヤ”の音が語源といわれます。

躑躅(つつじ)
ツツジの花の明るい赤紫色
英語ではアザレ(azalea)

薔薇(ばら)
バラは日本でも「古今集」に薔薇(そうび)が歌われており
鑑賞に供されました。

藤(ふじ)
フジの名は花が風に散る姿の「風散(ふぢ)」に由来し
平安時代には浅い青紫を表す色名として使われています。

藤納戸(ふじなんど) 
藤色を帯びた納戸色。

桃(もも)
桃の花の色を指します。
ヨーロッパでは実の色をピーチと呼びます。

山吹(やまぶき)
ヤマブキの名は山で風に揺れている姿を現した
「山振(やまぶり)」に由来します。

torif

魚の色--------*

海老茶・葡萄茶 (えびちゃ)
本来はエビカズラという植物の実の色の
葡萄(えび)が海老と混同され伊勢エビの殻のような
暗い茶色を表す海老茶という色名が使われだした。

珊瑚 (さんご)
珊瑚のような濃い黄みのピンク

虫の色---------*

練 (ねり)
蚕の繭から取り出した漂白する前の糸の色

鳥の色----------*

鶯 (うぐいす)
「春告げ鳥」とも呼ばれるウグイスの羽の色

鶯茶 (うぐいすちゃ)

玉子 (たまご)
玉子色とは黄身の色です。

鴇 (とき)
鴇の学名はNipponia Nippon
以前は日本を代表する鳥でした。
この鳥が絶滅してしまうとき日本語からも
この色の名前が消えてしまうのでしょうか?

鳶 (とび)
鳶は小型の猛禽類で人里でもよく見かけられます。 

鳥の子 (とりのこ)
鳥の子色とは卵の殻の色ですが
現在多い白色レグホンではなく薄茶色の卵の色です。

鳩羽 (はとば)

翡翠 (ひすい)
翡とはカワセミのオスを、翠はメスを指します。 

鶸 (ひわ)
雀の仲間であるマヒワの羽の色 

鶸茶 (ひわちゃ)  
鶸色(鶯色)がかった茶色。 鶯茶よりも少し緑が濃い
 
山鳩 (やまばと)
キジバトの首から背にかけての羽毛の色

pcho

動物の色--------*

藍鼠 (あいねず)

薄鼠 (うすねず)

梅鼠 (うめねず)  
赤みを帯びた鼠色。 紅梅の花の赤を混ぜたような鼠色

狐 (きつね)
狐の毛の色 
日本では食べ物がこんがり焼けた時の色であるが
西洋では紙などの変色に使われる形容である。

紺鼠 (こんねず)

猩々緋 (しょうじょうひ)
猩々とは本来オランウータンをさしますが
ここで言う猩々とは顔は人間、声は小児に似て
髪が赤く長く酒を好む空想上の獣を指します。
その血は大変赤くその血の様な色を猩々緋といいます。

象牙 (ぞうげ)
人が象より奪い取った牙の色  

相思鼠 (そうしねず)  
近代以降の文学的な表現による色名

千草鼠 (ちぐさねず)  
鼠色がかった草色

茶鼠 (ちゃねず)  

鼠 (ねずみ) 

肌 (はだ)
肌色の古い名は宍色 
もとはイノシシやカモシカなどの肉の色を指しました。

深川鼠 (ふかがわねずみ)   
薄い浅葱色に鼠色がかった明るい色

葡萄鼠 (ぶどうねず)
葡萄色がかった鼠色

駱駝 (らくだ)
ラクダの毛の色
主に衣服の色の形容に使われる

利休鼠 (りきゅうねずみ)
抹茶のような緑色を帯びた鼠色


「花とみどりのことのは」
心に潤いを与える美しい自然、いとおしい植物。
和歌や俳句だけではなく、民謡や川柳
童話や小説の中でつかわれてきた自然にまつわる言葉。
日本人が昔から愛し、大切にしてきた花とみどりの言葉に
華香る温かい写真を添えた珠宝の一冊。
息吹の章/華やぎの章/木霊の章/稔りの章/祈りの章
花とみどりのことのは

「色はことのは」
人はなぜ、色に惹きつけられるのか?
色彩に秘められた深い意味を探る。
赤(赤が象徴する太陽信仰/勇気と誇りを象徴する「赤」/
祭りの彩り/装う心/描く事への衝動)/
緑(命を育む色/自然からの授かりもの/緑の精霊は甦るだろうか)/
青(永遠なる色/マンダラの色彩世界/無彩色の宇宙/青の彼方へ)
色はことのは


人気ブログ検索 - ブログフリーク  FC2 Blog Ranking 人気ブログランキング【ブログの殿堂】 

15 : 49 : 25 ▲ 彩々な色 コメント:2

■■■   味の歳時記 ■■■
Fri.
04.28.2006
16

『桜鯛』

※味、姿とも、もっとも日本人好みの魚
長い間さまざまな魚を好んで食べてきた日本人にとっても鯛だけは別格。
お正月や婚礼などお祝い事には欠かせない縁起のいいご馳走とされてきました。
鯛という名は「平たい魚」という意味の言葉から来ているとされます。
古くは縄文の時代から鯛を食べていたことが貝塚の発掘から明らかになっています。

鯛の中でもとりわけ好まれるのは、味、姿ともにすぐれている真鯛。
特にこの季節、桜の花を身にまとったように美しいピンク色の「桜鯛」は
上品な高級魚として珍重されています。

「俎板(まないた)に 鱗(うろこ)ちりしく 桜鯛」
という正岡子規の有名な句もあるほど。

芦屋の旧家を舞台に、日本人の繊細な美意識と心情を描いた
谷崎潤一郎の小説『細雪』でも、ヒロインのひとり幸子が
夫に好きな食べ物を聞かれ「鯛やわ」と答えて
あまりにも月並みだと笑われる場面があります。
そしてその後には
「鯛でも明石鯛しか旨がらぬ幸子は
 花も京都の花でなければ見た気がしないのであった」
という記述が続き、京都の桜、明石の鯛を最上のものとして珍重する
上方の嗜好や気風がうかがわれます。

明石の鯛がそれほどおいしいのは、潮の流れが速く
魚の運動量が多くなり、身が引き締まって
脂がのるからだとされています。
また大きな浅瀬が広がり、色々な種類の魚が集まるため
真鯛のエサとなる魚の種類や量が豊富だということもあります。

※余すところなく食べられて、栄養豊富
鯛はその料理法の多さでも群を抜いています。
刺身、焼き物、煮付け、揚げ物、ちり鍋のほか
鯛めしや鯛茶漬けもおいしいもの。
また頭はかぶと焼きやかぶと煮に、中骨はうしお汁にと
余さず食べられます。

真鯛の旨みのもとは、グルタミン酸をはじめ
バランスよく含まれる必須アミノ酸。
ほかにもタウリンやビタミンB1、B2、ナイアシンなどを多く含み
疲労回復や食欲増進、皮膚をすこやかに保つ働きなどが期待され
胃腸の調子が思わしくないときや、二日酔いにもおすすめです。
さらに、血液をサラサラにし、脳や神経の機能を高めることで注目の
DHAは、サバやイワシなど青魚に多いことは知られていますが
真鯛は白身魚であるにもかかわらずDHAが豊富。
ちなみに真鯛のDHAに関しては養殖物の方が
天然物より多いというデータもあります。

旬の真鯛を味わいながら、桜を愛で
春を感じてみてはいかがでしょう。

g4

卯月(4月)
【魚介・鳥】
伊勢海老、車海老、甘鯛、花見鯛、石鯛、かます、鱚、鰹
片口鰯、おこぜ、縞鯵、鯵、眼張、細魚、鰆、鰊、鮃、
胡麻鯖、飛魚、春鰯、星鰈、目板鰈、石鰈、いとより、桜鯛
赤魚、あいなめ、若鮎、川鱒、鱒、岩魚、鮒、鯉、鰉、川海老
鰌、鮴、桜鯏、桜蝦、飯蛸、花鳥賊、鯣烏賊、紋甲烏賊、蛍烏賊
海松貝、赤貝、生貝、浅蜊、さざえ、馬刀貝、鳥貝、蜆、青柳
穴子、このこ、諸子、鯛子塩辛、雲丹、すっぽん、貝柱、山椒魚

【野菜・果実】
春大根、筍、篠筍、波竹、新馬鈴薯、松露、独活、山独活、たらの芽
嫁菜、高菜、芥子菜、春菊、三月菜、浅葱、分葱、菜の花、ぜんまい
蕨、杉菜、蓬、蒲公英、こごみ、土筆、山葵、蕗、野蒜、浜防風
田芹、法蓮草、三葉、根三葉、千石豆、蚕豆、絹さや、ブロッコリー
キャベツ、レタス、鹿尾菜、木の芽、花山椒、芽じそ
花付胡瓜、青唐辛子、伊予柑、夏みかん、メロン


「ごちそうものがたり」
素材と語り合い、自分の味覚を信じて
とっておきの「ごちそう」を生み出す「読むレシピ集」
四季おりおりの洋風おそうざい517点
ごちそうものがたり

「季語を味わう」
日本語の中でも長い歴史の時間をかけて
磨かれつつ存続してきたのが「季語」
作者の知名度に拘わらず季語が活かされている俳句を選び
鑑賞から作句の秘訣までを解説。
季語を味わう


人気ブログ検索 - ブログフリーク  FC2 Blog Ranking 人気ブログランキング【ブログの殿堂】 

23 : 41 : 47 ▲ 彩事記・四季暦 コメント:0

■■■   六曜 ■■■
Wed.
04.26.2006
c61

「大安」や「仏滅」というのは「六曜」という暦注に当たります
暦注とは、読んで字の如く、暦に附けられた注釈のことです。
「二十四節気」も暦注の一種と言えます。
また現在われわれが普通に利用している「七曜」もありました。
「日月火水木金土」の七曜は、平安時代の摂政・藤原道長の日記
「御堂関白記」にも記載されており、ちゃんと現在の七曜とつながっています
(日曜日のみ「密」と書かれていました)

他に有名なものには「十二直」「二十八宿」などがあります。
北斗七星や星座の動きを暦に取り入れたもので
それに吉凶の要素を加えたもの。
ほかにも様々な暦注がありますが性格はみな同じです。

六曜は「六曜星」「孔明六曜星」「六輝」などとも言われます。
六曜のルーツは中国宋時代末の六壬時課(りくじんじか)と言う
時刻の吉凶占いがもとといわれています。
日の占いに用いられるようになったのは時代が下った清の時代で
このころの名称は小六壬(しょうりくじん)。
現在の六曜のルーツではありますが
言葉も順番も時代によってだいぶ変化してきています。

gf2 ◆六曜 (六曜の読み) [系統]  解釈・解説

○先勝(せんしょう・せんかち・さきがち・さきかち)

「先んずれば即ち勝つ」の意味。かつては「速喜」「即吉」とも書かれた。
[土御門] 午前吉、午後凶、急いで吉
[高島]  万事急ぐこと吉、午後凶
[安政雑書]万事、朝より昼までにすれば障りなし、昼過ぎより日暮れまで悪るし


○友引(ともびき・ゆういん)

「凶事に友を引く」の意味。
かつては「勝負なき日と知るべし」と書かれていて
勝負事で何事も引分けになる日とされており、現在のような意味はなかった。
陰陽道で、ある日ある方向に事を行うと災いが友に及ぶとする
「友引日」というものがあり、これが六曜の友引と混同されたものと考えられている。
葬式・法事を行うと、友が暝土に引き寄せられる(すなわち死ぬ)との迷信があり
友引の日は火葬場を休業とする地域も多い。
「ともびき」という読みが一般的となっているが「ゆういん」と読むこともある。
[土御門] 午後は利益なく、夕方吉
[高島]  夕刻大吉、葬式を忌む
[安政雑書]友引とて半ばよし、この日、葬礼出すべからず、大いに忌むべし


○先負(せんまけ・せんぷ・せんぶ・さきまけ)

「先んずれば即ち負ける」の意味。
かつては「小吉」「周吉」と書かれ吉日とされていたが
字面に連られて現在のような解釈がされるようになった。
万事に平静であることが良いとされ、勝負事や急用は避けるべきとされる。
また、午前中は凶、午後は吉ともいう。
[土御門 ] 平静を守って吉、午後吉
[高島]   静かなことに吉、午後吉
[安政雑書]万事朝より昼迄悪し、昼過ぎより日暮れまで障りなし


○仏滅(ぶつめつ)(物滅)

「仏も滅するような大凶日」の意味。
元は「空亡」「虚亡」と言っていたが
これを全てが虚しいと解釈して「物滅」と呼ぶようになり
これに近年になって「佛(仏)」の字が当てられたものである。
この日は六曜の中で最も凶の日とされ、婚礼などの祝儀を忌む習慣がある。
この日に結婚式を挙げる人は少ない。
そのため仏滅には料金の割引を行う結婚式場もある。
他の六曜は読みが複数あるが、仏滅は「ぶつめつ」としか読まれない。
字面から仏陀(釈迦)が入滅した(亡くなった)日と解釈されることが多いが
上述のように本来は無関係である。
釈迦の死んだ日とされる2月15日が旧暦では必ず仏滅になるのは
偶然そうなっただけである。
[土御門] 吉凶なし
[高島]  凶日、何事も忌む
[安政雑書]大悪日なり、よろずもちゆべからず


○大安(だいあん・たいあん)

「大いに安し」の意味。六曜の中で最も吉の日とされる。
何事においても吉、成功しないことはない日とされ
特に婚礼は大安の日に行われることが多い。
また、内閣組閣も大安の日を選んで行われるという。
しかし、本来はこの日に何も行うべきではないとする説もある。
「たいあん」が一般的な読みだが「だいあん」とも読む。
かつては「泰安」と書いていたので「たいあん」の方が本来の読みということになる。
[土御門] 吉日にて万事進んでよし
[高島]  吉日、旅行移転その他吉
[安政雑書]大吉日なり、何ごともよろずよし


○赤口(しゃっく・じゃっく・じゃっこう・しゃっこう・せきぐち・じゃくこう)

陰陽道の「赤目日」という凶日に由来する。
六曜の中では唯一名称が変わっていない。
午の刻(午前11時ごろから午後1時ごろまで)のみ吉でそれ以外は凶とされる。
[土御門] 正午は吉、前後は大凶なり
[高島]  凶日、ただし正午だけ吉
[安政雑書]この日も悪日也、よろず忌むべし、ただし午のときいっときはよし



「詩歌の森へ」
記紀万葉のいにしえから近現代までの
日本語ならではの美しい言葉の数々を紹介するエッセイ
詩歌の森へ

「国語の時間」
一日に一度だけでも言葉で生きる人間を意識する時間をもちたい。
教室だけが「国語の時間」ではない。
日常の言葉遣いが社会生活の基盤となる。考え方、感じ方の土台となる。
言葉の美しさ、楽しさのみならず、恐ろしさ、はかなさを知る時
人間はより深味を帯びてくる。
言葉と人間との豊かな関係を具体的な例を挙げながら感銘深く書き継いだ名随想。
国語の時間

人気ブログ検索 - ブログフリーク  FC2 Blog Ranking 人気ブログランキング【ブログの殿堂】 

01 : 08 : 52 ▲ 言の葉模様 コメント:0

■■■   穀雨 ■■■
Sat.
04.22.2006
rain_flower

■ 穀雨 (百穀春雨に潤う) 4月20日〜5月5日
二十四節気の一つで4月20、21日頃。及びこの日から立夏までの期間。
太陽が黄経30度のとき。旧暦3月の中気。
稲や麦などの穀物の生長を助ける雨が降る。
田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。
穀雨の終わりごろに八十八夜がある。
春雨が穀物を潤し成長させるということから名づけられた。
この頃に降る雨は百穀(ひゃっこく)を潤すと言われる。
暦便覧には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されている。

この頃の雨は穀物だけでなく、あらゆる植物の生長を助けます。
山野は穀雨の恵みによって緑のカーペットに覆われます。
もともとは秋に種をまいた麦類の生長を助ける雨のことで
麦は穂が出て実を着けるようになります。
のちに稲にも適用されるようになりました。
穀雨の節気の終り頃、八十八夜(5月2日)となります。
立春から数えて88日目のことです。
この頃、多くの地方で霜が降らなくなります。
「八十八夜の別れ霜」とはそのことを指します。
しかし、時としてこの頃に遅霜(おそじも)が降りて
農作物に被害を与えることがあります。
これを「八十八夜の毒霜」といいます。油断大敵です。
八十八夜の頃から茶摘みが始まり
香りの良い新茶が私達の味覚を楽しませてくれます。
rs_green
■ 穀雨の期間の七十二候

[初候]
* 葭始生(よし はじめて しょうず)
葦(アシ)が芽を吹き始める(日本)
* 萍始生(うきくさ はじめて しょうず)
浮き草が芽を出し始める(中国)
[萍]とは浮き草。葉の形は楕円で、夏には白い花を咲かせます。
木々ばかりでなく、池や沼も緑に彩られ始めます。 
湖沼の萍(うきぐさ)が芽をふきだしはじめる季節

[次候]
* 霜止出苗(しも やんで なえ いず)
霜が終わり稲の苗が生長する(日本)
* 鳴鳩払其羽(めいきゅう その はねを はらう)
鳩などが羽を払う季節(中国)

[末候]
* 牡丹華(ぼたん はな さく)
牡丹の花が咲く頃(日本)
* 戴勝降于桑(たいしょう くわに くだる)
カッコウが桑の木に止って蚕を生む季節(中国)
[戴勝]とはここでは鳥の名前でしょう。
頭に派手な冠を被った30cmほどの鳥です。
この鳥が桑の木に止まって桑のみを食べる季節、ということでしょうか。
「黄栗留鳴桑椹美、紫桜桃熟麦風涼」
(うぐいす留まり鳴きて、桑のみうつくしく、紫のゆすら梅熟れるころ麦風凉し)
という宋の欧陽修の詩が思いおこされますがこれはもう少し先の事ですね。



「つきづきの彩り」
旧暦二十四節気に見る日本の美しい風景
人や自然に拘わらずどのような存在に対しても相手を気づかう
人間の側が一歩引いて対処する気持が大切。
立春、雨水、啓蟄などの旧暦二十四節気に季節を区切り
それに相応しい季語などを添えた写真集。
つきづきの彩り

「えこよみ」
二十四節気や七十二候を通じて四季の移ろいや身近な自然を感じる絵本。
古くから伝わる季節の言葉と美しいイラストに新暦のカレンダー。
日々の暮らしの中に小さな自然の変化を見つけたらこの本を開いてみて下さい。
あなたの生活と自然が実はとても近くにあることに気がつくかもしれません。
えこよみ


人気ブログ検索 - ブログフリーク  FC2 Blog Ranking 人気ブログランキング【ブログの殿堂】 

13 : 06 : 29 ▲ 言の葉模様 コメント:1

■■■   時の言の葉 ■■■
Thu.
04.20.2006
■ 時の言の葉

sandtime
時間は常に流れ続ける。
過ぎてゆく時に囚われ過ぎず この一瞬の時を感じて…
    

[露の間] (つゆのま)
木の葉の上に降りた露は、すぐにはかなく消えてしまう。
ほんのわずかな時のことを、露の間という。
瞬(またた)く間は、まばたきをするくらい短い時間をいう。

をる人の 老いせぬ秋の 露の間に
  千とせをめぐる 菊のさかづき (藤原俊成女)
ぬれてほす 山路の菊の露の間に
いつか千歳を我は経にけむ (素性法師)


[寸陰] (すんいん)
一寸の光陰の意。
「光」は日、「陰」は月を意味し、光陰は月日、歳月のこと。
寸陰はわずかな時間で「光陰矢の如し」は
月日の過ぎ行く早さを表現する。

寸陰を惜んでの刻苦勉強に学業の進みも著るしく /浮雲(四迷)
聖人は尺璧を貴ばずして寸陰を重んず  (淮南子)


「尺璧」は直径一尺もある大きな宝玉。「寸陰」はほんの少しの時間。
聖人は宝石よりもほんのわずかな時間を大切にする。
時間の大切さを述べた言葉。(中国の思想書)

[刹那] (せつな)
仏教のことばで一瞬のこと。時間の最小単位。
一回指を弾く間に六〇あるいは六五の刹那があるとされる。
75分の1秒とも、指を弾く時間の65分の1の長さともいう。
「刹那の快楽に酔う」「衝突した刹那に気を失う」「刹那的な生き方」
「刹那の快楽を求める」「爆発が起こった刹那」

一弾指の間に六十五の刹那ありて (正法眼蔵)

[一日千秋の思い] (いちにちせんしゅうのおもい)
「一日千秋」は「詩経」に出てくる言葉ですが
中国では「一日三秋」と言います。
日本に来て一日千秋なってしまった言葉。
一日が非常に長く感じられること。
待ちこがれる気持ちが著しく強いこと。いちじつせんしゅう。
「秋」には時や年の意味もある。
愛する人と一日逢わないだけでもそれが千の秋…
つまり千年と思われるくらい長く感じられる。
一日千秋の思いはそれほど強く相手を思うこと。待ち遠しいこと。

[悠久] (ゆうきゅう)
「悠」は遥か遠く、ゆっくりしたなどの意。
「久」は時間的な長さを意味する。
悠久は遥かに長い時間。果てしなく長く続くこと。
長く久しいこと。また、そのさま。
「悠久の歴史の流れ」「悠久な(の)大自然」
「悠久の大義」「悠久な営み」

[星霜] (せいそう)
「星」は一年で地球をめぐり「霜」は毎年冬に降りることから
星霜は年月のこと。としつき。歳月。
古くは「せいぞう」
「星霜ここに幾十年」「幾星霜を経る」

■ 朝の時
e02
類語:
暁(あかつき) 曙(あけぼの) 東雲(しののめ) 夜明け
明け方 有り明け(の月〉 朝ぼらけ 朝焼け 朝まだき 
早朝 払暁 早暁 未明 黎明(れいめい) 天明 爽暁(そうぎょう)


「吾を呼び醒ませし朝の使は彼なりけるよと」〈蘆花・不如帰〉
「野分(のわき)の―こそをかしけれ」〈徒然・一九〉


[暁の別れ] (あかつきのわかれ)
かって、男性が女性のもとに通う妻問婚(つまどいこん)だった時代
女性と夜を過ごした男性は鶏鳴とともに別れたことを暁の別れといった。

[押し明け方] (おしあけがた)
押し明け方や引き明けも夜明けの意。

[春暁] (しゅんぎょう)
暁も曙も、現在では明け方の意味で使われますが
「暁」は夜を三つに分け「宵」「夜中」につづく三番目の夜で
夜明けのまだ暗い時間のこと。春暁は春の季語。

[かたわれ時] (かたわれどき)
まだ薄暗くて誰だかわからない頃を言う。

[仄々明け] (ほのぼのあけ)
夜のまだ明ききれないころ。
白々明けは夜が白々と明けるころで
朝がほんのり明けてくるころは白々明けと言う。

[朝惑い] (あさまどい)
朝から眠たいこと。
とくに春は「春眠暁を覚えず」といわれるように
夜が明けてもまだ眠っていたい季節。

■ 昼の時
s01t
菜の花の黄に降りそそぎ音なき昼の時はすぎゆく…

[昼下がり] (ひるさがり)
正午を少し過ぎた昼下がりという言葉には、どこかけだるい雰囲気がただよいます。
昼過ぎには、古くなったり盛りを過ぎた意味もあります。

[炎昼] (えんちゅう)
たいへん暑い夏の昼間のこと。
天項の強い太陽の光は、ときに人の精神に強い影響をおよぼします。

[白昼夢] (はくちゅうむ)
日中、目を覚ましたままで空想や想像を夢のように
映像として見ていること。
また、そのような非現実的な幻想にふけること。白日夢。
夢のような空想を白昼夢ともいう。

[昼行灯] (ひるあんどん)
昼間についている行灯のように
うすぼんやりして役に立たない人をいう。
昼でたお化けや、昼でたコウモリは場違いなもののたとえでもある。

[昼鳶] (ひるとんび ひるとび)
「鳶に油揚げをさらわれる」という表現があるように
人里近くにすむトビは、魚などをかすめとる事とある。

「ひるとんびとて透き間を窺ふ盗賊通ひ合はせ」〈浮・諸芸独自慢・五〉

■ 夕の時
gf
「今日もかも 明日香の川の 夕さらず
  かはづ鳴く瀬のさやけかるらむ/万葉 356」

        (夕さらず : 夕方ごとに。毎夕。)

[暮れ泥む] (くれなずむ)
「泥む」は滞る意で、日が暮れそうでなかなか暮れないことを
暮れ泥むといいます。
暮れ始めることを暮れ初(そ)むとか 暮れ懸(か)といい
暮れてから明るさが残ることは暮れ残るという。

[うそうそ時] (うそうそどき)
「うそうそ」は不安で落ち着かないことでどちらともつかないことを言います。
うそうそ時は明るくも暗くもない時間。

[夕さり] (ゆうさり)
夕方になること。夕ましも夕暮れのことです。
灰暮(ほのぐれ)は、わずかに暮れかかることで
薄暮は薄明かりの残る夕暮れ。

[火点し頃] (ひともしころ)
日暮れとともに、ひとつ、またひとつと家に灯がともること。

[夕轟き] (ゆうとどろき)
恋しさは、黄昏時につもるものですが
恋する気持ちが、夕暮れ時に心を騒がせることを夕轟きといいます。


『四季の言の葉はがき集』
四季の言の葉シリーズの本から選りすぐりの12枚を抜粋したはがき集
日本の四季の移り変わりをやさしい言の葉とともに

四季の言の葉はがき集

『心の新芽がでたよ』
揺れる心がこんなにまぶしい言葉になるなんて…
「心の新芽」を引き出してくれる詩画集

心の新芽がでたよ


人気ブログ検索 - ブログフリーク  FC2 Blog Ranking 人気ブログランキング【ブログの殿堂】 

14 : 00 : 36 ▲ 言の葉模様 コメント:0

■■■   『 旬 』 ■■■
Mon.
04.17.2006
『旬』(しゅん、じゅん)
◇季節の食物が出盛りの時◇

11-3 
 
『旬』は十日間を意味する漢字です。1箇月の1/3、1年の1/36。 
今でも、上旬、中旬、下旬という言い方が残っています。
ある食材が新鮮に獲れる時期。
ある特定の食材において他の時期よりも新鮮で美味しく食べられる時期。
また旬の物はよく市場に出回るため値段も安価になりやすく
消費者にも嬉しい時期。出盛り期ともいう。
 
中世、朝廷では、毎月1日、11日、21日に天皇が臣下から政務を聞く
「旬儀(しゅんぎ)」という儀式が行われたそうです。 
これを略して『旬(しゅん)』というようになりました。 
この日には季節に最も適したものや
その時期にもっとも味のよい食物などが支給されたのだそうです。 
そこから…季節の食物が出盛りの時や最も味がよい時を
『旬』というようになったというわけです。

『旬』は次の三通りの違った意味で使われることがあります。
(1)季節を先取りするはしりと呼ばれるもの
(2)収穫量がピークに当たる時期
(3)素材がもっとも美味しい時期


(1)は希少性から高値。
日本では「初物を食べると75日寿命が伸びる」などといわれ珍重されます。
例としては初鰹や早春の筍など。
これらはその食材の本来の盛りの時期の味には到底及ばない。

(2)収穫量のピーク期が必ずしもその食材の最高の味であるわけではない。
例としては、産卵の為に沿岸によってくる魚は漁獲量が増えますが
魚の身自体は落ちている事が多い。
また農作物ではとれたてよりも一定期間貯蔵してからの方が
デンプンの糖化が進み美味しくなるサツマイモのような例もあります。

(3)は餌をたくさん取りあるいは日光を浴び栄養をしっかりと蓄え
その食材が最も美味しくなった状態。

餌を求めて移動する回遊魚や一般的な農作物など
(2)と(3)が一致する例も多い。

1970年代以降、魚介類の乱獲や地球温暖化による
異常気象などの影響で『旬』の時期のズレが起こっています。
また冷凍技術の発達、ハウス栽培、高速道路の整備や航空機など
輸送手段の高速化などにより南半球(北半球と季節が逆)からの
輸入などを含めた遠隔地から運ばれる食材が増えたため
『旬』が判りにくくなりました。

●旬は場所によって変わる。
すなわち場所と時期の関係で
「いつの時期のどこどこの何々がおいしい」また
「いつの時期になるとどこどこで何々がたくさんとれる」となります。

●旬は時代とともに変わる?
俳句の季語に昔ながらの旬が表現されているとすれば
栽培法の変化や品種改良、物流の進歩、輸入品の増加などの影響で
必ずしも現在の旬とは一致しないという
時代を感じさせる事実も見い出せます。

●旬は調理法によって変わる。
調理法によっても、油を落としながら焼いて食するのと
そのまま刺身で食するのでは同じ魚でも
「旬」は変わってくるのかもしれません。

●旬は使用する部位によっても変わる。
同じ物でも利用する部分で旬が違うと考えることもできます。
たとえば魚卵などは産卵の時期にしかとれませんし
逆にその時期の身は最悪です。

●旬は各個人で違う。
個人差で言えば「安くておいしい時期」
「いくらお金を出してもいいから、とにかくおいしくいただける時期」
また「出回りの初期(はしり、初物)」と人によっても旬は違ってきます。

最近では『旬』がわかりにくい時代になってしまいましたが 
昔から人々は、めぐる季節に思いをはせながら
感謝の気持ちでいただいてきたはず。
それぞれの食材が最もおいしく栄養豊富で
しかも安く手に入るのはやはり食材それぞれの旬の時期なのです。 
『旬』はそれぞれの季節からの贈り物…

oil2

* 春 *
[野菜・果物]
苺
筍 (「筍」の字は生え始めて10日以内の竹を意味している )
タマネギ  春キャベツ  ウド  セロリ
[魚介類]
マダイ マナガツオ トビウオ  サワラ メバル
ヤマメ  ヒメマス  シラウオ  アサリ  ハマグリ

* 夏 *
[野菜・果物]
スイカ  キュウリ  ナス  トマト
ピーマン トウモロコシ  オクラ
[魚介類]
アイナメ  カツオ マアジ  タチウオ  コイ  ニジマス
アユ ウナギ(土用) スルメイカ  ハモ  スズキ

* 秋 *
[野菜・果物]
柿  クリ  イチジク  ブドウ  メロン  レンコン
カブ  シイタケ  ニンジン  レタス
[魚介類]
秋刀魚  サバ  サケ  シシャモ
ホッケ  カツオ  牡蛎

* 冬 *
[野菜・果物]
ハクサイ  ミカン  ダイコン
ゴボウ  サトイモ  エノキタケ
[魚介類]
タラ  ブリ  アンコウ  ヒラメ  カニ


[お菓子な歳時記]
和洋、四季のお菓子が織りなす甘美な世界。
一年のさまざまな節目において時に主役を演じ
はたまた脇役に徹するお菓子。
その知られざる由来、エピソード、文化を季節ごとに綴った至福のエッセイ
お菓子な歳時記

[ごちそうものがたり]
素材と語り合い、自分の味覚を信じて
とっておきの「ごちそう」を生み出す「読むレシピ集」
四季おりおりの洋風おそうざい517点
ごちそうものがたり

[ビールに合う旬の味]
ビール党の春夏秋冬ぜいたくつまみ集。食材取り寄せ情報付き。
ビールに合う旬の味


FC2 BlogRanking 人気ブログランキング【ブログの殿堂】

13 : 04 : 10 ▲ 言の葉模様 コメント:0

■■■   言葉の美 ■■■
Sat.
04.15.2006
37newy
最近、日本の言葉に関する書籍がたくさん出ています。
それは日本の美しい言葉を大切にしようという主旨のものであったり
また間違った日本語や乱れた日本語の使い方を正そうというものであったり…。

日本人にとって外国の風景よりも日本の風景の方が
身にしみて美しいということには私たちが日本人であり
日本語で生きているということが
大きく関わっているのではないでしょうか。
美しい風景を見た時、私たちは体内に
それにまつわる多くの言葉を立ち上げ
そしてそれらの言葉の出会いによって発生する
言葉の響き合いがあるから
心のより深いところで感動がおこる…
ということかもしれません。

日本の言葉の素晴らしい所は情緒溢れる言葉や
その言葉が持つ情景の美しさであったり
ただ意思の疎通のための手段だけではなく
その言葉に映し出される心の豊かさであるような
そんな気がします。

「雪、月、花」という四季の移りの折り折りの美を現はす言葉は
日本においては山川草木、森羅万象、自然のすべて
そして人間感情をも含めての、美を現わす言葉。

『春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 冷しかりけり』
『雲を出でて 我にともなふ冬の月 風や身にしむ雪や冷めたき』


日本の豊かな四季折々を 花鳥風月を 時の流れを…
日本人は心を揺さぶられる言葉として
また想いあふれる言葉として表現してきました。

『さえずる鳥は 一途で
 髪揺らす風は 優しくて
 迷う事のない春は 命の喜びに満ちて
 ゆきし春に想う 儚さの美』


clovermoon

そしてまた例えば 月の満ち欠け・・・
月の出る時刻によって「十六夜の月」「立待ち月」「寝待月」など
満月からだんだんと遅くなる月の出をいざよう。
つまり…ためらうように出る月 
立って待ってる間に出る月
そして、遅くなった月の出を寝て待つ・・・
そんな風に決まりきった自然の成り行きでさえ
日本人は心の目で見て言葉の中に想いを込めたのかもしれません。

『貴方を照らす月になるなら
 貴方がうちひしがれた宵の 
 十六夜の月がいい
 貴方がどうしようもなく肩を落とした時
 「いつも 貴方を照らしてる」と
 貴方の頬を 暖かく包む』


h2

また例えば
夜明けを「暁(あかつき)」(まだ明けやらぬ頃の事)
「東雲(しののめ)」(東の空の雲がわずかに明るくなってきた頃)
そして「曙」
それから明るくなって来た空を「朝ぼらけ」・・・

ただ「朝」と聞くよりも夜明けの美しい情景が心に浮かんできませんか?
静かな朝の空がきっと目に浮かぶ事だと思います。
そしてその想いは人それぞれで
新しい朝と感じる人もいれば淋しい朝と想う人もいるでしょう。

『それは 幸せ…
 この夜と同じくらいに
 儚くとも 幸せ…
 透夜(すかしよ)にて
 この熱き涙さえ
 蒼き光の夜に 溶けてゆく』


日本古来からの言葉は本当に美しいと思います。
この言葉を見聞きし美しい情景を映し出す事が出来るのは
その心の中に素晴らしい情景や情緒があるからだと思います。
言葉を鏡にして心の中に生きている豊かな自然や 
夢や 希望や 愛や 様々な情景や情緒を大切にする事こそが
言葉を大切にするほんとうの意味かもしれません。

古来日本は「言霊(ことだま)の幸ふ(さきはう)国」と言われていたそうです。
世の中はどんなに進歩しても人の想いは変わらないのだと思います。
古来の美しい言葉が宿す力…もしも現代人の心が荒んでいるとしたら
その心を癒してくれ、また人として生きてゆく知恵を与えてくれるのではないでしょうか。


「言葉の美多みん」
たった一言で幸せになれる言葉。
くすっと笑って女を磨く、日本語っておもしろい。
第1章 星の数ほどの人がいてなぜあなたと出会ったの/
第2章 恋愛に酔って言葉に酔ってみませんか/
第3章 美仕事はあなた自身を表現するステージ/
第4章 夢を必ず叶えるあなたへの言葉/
第5章 言葉の愛情レシピで話食はいかが/
エピローグ「口から出る宝石があるよ。ありがとう」/感性ハガキ
言葉の美多みん

「詩歌の森へ」
記紀万葉のいにしえから近現代までの
日本語ならではの美しい言葉の数々を紹介するエッセイ
詩歌の森へ


FC2 Blog Ranking 人気ブログランキング【ブログの殿堂】

16 : 12 : 57 ▲ 言の葉模様 コメント:1

■■■   空・水・火・石の色 ■■■
Thu.
04.13.2006
mg01
長い歴史のなかで生まれ育まれてきた日本の伝統色。
主に草木から染め出したその美しい色合いは
日本の風土とも合いしっとりと落ち着きがあり
私たち日本人にとって最も心安らぐ色ではないでしょうか。

日本の伝統色とひとくちで言ってもその内容は様々。
身近な動物や植物から採った名前や
染め材料をそのまま色の名前にしたものなど。
また万葉の昔から使われてきた名前もあれば
江戸の文化と共に生まれた名前
明治以降に化学染料が主流になってから付けられた名前もあり
実に豊かでバラエティに富んだ味わいのある名前が
数多く伝えられてきています。


空の色-----*

曙 (あけぼの)
明け方の東の空の色 浅い黄みの赤

東雲 (しののめ)
曙色の別名

空 (そら)
空の色を表す色名


水の色-----*

水 (みず)
水の色を表す色名            

水浅葱(みずあさぎ)
緑味のやや薄い青色


火の色-----*

灰汁 (あく)
灰を水に浸した時の上澄みの色
わずかに黄みを含んだ灰色    

薄墨 (うすずみ)
墨を薄めたような色

灰白 (かいはく)
灰色を帯びた白色 

消炭 (けしずみ)
木などが燃えて出来る炭の色

墨 (すみ)
油煤や松煤を膠で練って固めた墨の色

灰 (はい)
白と黒の間の無彩色の総称        

緋 (ひ)
茜染めのわずかに黄みをおびた鮮やかな赤火色とも書く


「色の風景(1)」空と水
日本の風景には色が満ちている。色探しの旅に出掛けませんか。
全国の四季に見る、空と水の色模様。
第1章 色の風景―空の色・水の色(春の色/夏の色 ほか)/
第2章 色の言葉(思ひの色/雲母色 ほか)/
第3章 色の印象―空と水の光景(空の光景/湖の光景 ほか)/
第4章 色の呼び名(水の色/四季と茶 ほか)

色の風景(1)


石の色-----*

青丹 (あおに)
岩緑青の古名 

赤錆 (あかさび)
鉄などが錆びた色

鉛丹 (えんたん)
丹(に)は「赤い土」の意味です。古代から使われた
赤い顔料は成分に関係なくどれも皆”丹”と呼びました。
鉛丹は酸化鉛のことで錆止め効果があり現在も
ペンキの下塗りの錆止め剤に使われています。

鉛白色(えんぱくしょく)
塩基性炭酸鉛の顔料の白い色 

黄丹 (おうに)
黄丹はもとは顔料の鉛丹の別名ですが
ベニバナとクチナシで染めた染め色が鉛丹に似ているので
その名を借りて黄丹といいます。

金赤(きんあか)
金色に近い黄みよりの茶色 

銀朱 (ぎんしゅ)
人工の硫化水銀の色 

銀鼠(ぎんねず)
銀色の別名

群青(ぐんじょう)
群青は「青が群れ集まる」の意で
元々はラピスラズリの色を指しましたが
あまりにも高価のためアズライトの色を指す様になりました。

黄金(こがね)
金は多くの民族で古くから最も貴重な金属とされています。

錆 (さび)
鉄などが錆びた色
”侘寂”の寂に通じ暗くくすんだ色をいいます。

錆鼠(さびねず)
藍鼠(あいねず・藍色を帯びた鼠色、暗い灰青)に白茶色をかけた色。暗い青味のある灰色

雌黄(しおう)
鉱物系の顔料である雄黄に対し雌黄は植物樹脂です。 

赤銅(しゃくどう)
「こがね」「くろがね」「しろがね」に対し
銅は「あかがね」と呼ばれます。
赤銅色は銅に金と銀をわずかに混ぜた
日本独特の合金である赤銅の色です。

朱 (しゅ)
硫化水銀の色

代赭 (たいしゃ)
鉄分を含んだ赤土の顔料のうち
中国山西小代県の赤土による色をいいます。

鉄 (てつ)
金を「こがね」、銀を「しろがね」と呼ぶのに対し
鉄は「くろがね」と呼ばれます。
鉄色は暗く緑みをおびた青で鉄自体の色ではなく藍染めの1種です。

鉄紺(てっこん)
紫みではなく、緑みによった紺色

鉛(なまり)
鉛の色からとられた灰色もしくはやや青みの灰色 

丹 (に)
丹は赤い鉱物顔料全般を指します。

白緑(びゃくろく)
緑青の粒子が非常に細かくなり白に近くなった色

弁柄(べんがら)
インドのベンガル地方の赤土を焼いて作った顔料

雄黄(ゆうおう)
雄黄は硫化砒素を主成分とする毒性の強い顔料です。      

瑠璃(るり)
ラピスラズリの日本名            

緑青(ろくしょう)
緑青は銅の錆からの化合物で古くから使われている顔料で
飛鳥時代に中国から伝わった日本絵の具の代表的な色です。

黄土(おうど)
黄土は乾燥地帯から運ばれた砂塵が堆積したものです。

土器(かわらけ)
素焼きの陶器のような黒ずんだ黄色 

国防(こくぼう)
カーキ色の別名 
国防色という呼び方は昭和9年に陸軍省が
運動を推進し普及させました。

砂(すな)
砂のような灰みの黄色

青磁(せいじ)
青磁は中国で古代から焼かれていた磁器で
平安時代に日本へ伝わりました。
その淡い灰みの緑を青磁色と呼びます。

砥粉(とのこ)
刃物を研いだときに出る砥石の粉の色 

生壁(なまかべ)
塗りたてで乾ききっていない壁の茶みの灰色 

秘色(ひそく)
青磁色の別名 

煉瓦(れんが)
煉瓦は酸化鉄を含む粘土を焼いて作ります。
煉瓦の歴史は古く紀元前5千年頃の
メソポタミアでも使われていました。

琥珀(こはく)
琥珀は地質時代の木の樹脂の化石です。 

紺碧(こんぺき)
濃い黒みの青色を紺碧と呼びます。
不純で不透明な石英を日本語で碧石と呼びます。
”碧”は”みどり”とも読み
植物以外の青緑色の形容に多く用いられます。


「空の色」
気がついたらいつも雲ばかり見てる。忘れられない空の写真集。
空の色

「水のことのは」
水満ちる惑星の章/降りそそぐ水の章/地をつつむ水の章/
冴えわたる水の章/立ちのぼる水の章
水のことのは

「色はことのは 」
人はなぜ、色に惹きつけられるのか?
色彩に秘められた深い意味を探る。
色はことのは


FC2 Blog Ranking 人気ブログランキング【ブログの殿堂】

15 : 06 : 56 ▲ 彩々な色 コメント:0

■■■   春の雨 / 菜種梅雨 ■■■
Tue.
04.11.2006
fb08

春の雨が優しく空から降り注いでいた
細くこまやかな線で しとしとと静かに降る春の雨は
なんだかこころが落ち着きます。
優しいけれど少し冷たいこの季節の霧雨と
目に映る霞む情景が忘れていた感情を蘇らせる・・・

雨の日に想う事
雨音に重なる言葉
雨だからこそ見えてくる風景
雨の日のひとりごと…


どれほどの夜を越えここにいるだろう
静かに降り始めた 体に濡れてゆく 春の雨
そんなに優しい音で降らないで
癒えない傷や 悲しみも歓びも 
何もかもを包み込んでくれる
愛しい君の雨…
寄り添うようにそっと降り続く 終春の雨


【菜種梅雨】
三、四月菜の花が咲き競う頃降る長雨のこと。
春の長雨と同義に使われる。
菜の花の咲く三月下旬から四月にかけて連日降りつづく
寒々とした小雨で春霖(しゅんりん)ともいいます。
菜種(ナノハナ、アブ ラナ)が咲く頃に降るのでこの名があります。
<物類称呼>によると古くは風の名称で
3〜4月の南東の強い風をなたねつゆ(露)といい
伊勢や伊豆の船乗りの言葉とあります。

◆春先に降り続く雨を「春の長雨」や「菜種梅雨」と言いますが
同じことを指しているのでしょうか。
◆同じ意味です。
3月中ごろから4月にかけて高気圧が北に片寄ると
日本の南岸沿いに前線が停滞して
関東以西では梅雨どきのような雨が降り続きます。
菜の花の咲くころにあたるため「菜種梅雨(なたねづゆ)」と言われ
「春の長雨」「春霖(しゅんりん)」のほか
「催花雨(さいかう)」という言い方もあります。
「催花雨」は桜をはじめ色々な花を催す(咲かせる)雨という意味。
「催花」が同音の「菜花」に通ずることから
「菜花雨」「菜種梅雨」になったという説もあります。
「春雨(はるさめ)」もこのころの雨を指して言う場合が多く
月形半平太の名せりふ「春雨じゃ、濡(ぬ)れてゆこう」も
草木の芽を張らせ花を咲かせる柔らかい春の雨だからこそ粋に聞こえます。
なお、放送で「菜種梅雨」を言うときには
「菜の花の咲くころに降る・・・」などと必ず説明を付けるようにしているとのこと。

『 唄はねば夜なべさびしや菜種梅雨  森川 暁水 』

「菜種梅雨」は恵みの雨
★天気図が梅雨時にそっくり
3月中旬から4月初めにかけて高気圧が北に片寄ると
日本の南岸沿いに前線が停滞して
関東以西では梅雨どきのような雨が降り続きます。
これを「菜の花が咲く時期に降る雨」なので「菜種梅雨(なたねづゆ)」といわれています。
桜の咲く季節でもあるのになぜあえて「菜の花」なのでしょう。
 
★名前の由来は?
菜種梅雨は別名で「春の長雨」「春霖(しゅんりん)」のほか
「催花雨(さいかう)」とも言われています。
「催花雨」は、いろいろな花を催す(咲かせる)雨という意味。
「催花」が同音の「菜花」(さいか)に通ずることから
「菜花雨」「菜種梅雨」になったという説もあります。
 
★恵みの雨
菜の花は古くから生活に大切な物でしたので
花を咲かせる恵みの雨という意味が込められているようです。
特に関東地方は冬の降水量の少ない地域なので
山や野原の木や草にとって新芽を出すために必要な雨なのです。 
昔の日本人は季節ごとの微妙な変化に敏感で
このような「気象用語」と言われるものの中には
情緒あふれる言葉がたくさん残っています。
現代の日本人は雨を嫌うことが多いですけれど、それだけでなく