おもてなし「お茶とお菓子」

2010.02.08 *Mon
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おもてなしの「もてなし」とは「ものを持って成す」が語源。
また「表なし」の、表裏のない誠意をこめた心くばりを意味しています。
まさに日本独特の利他の精神と言えるのではないでしょうか?

気心の知れた友人から、きちんとした来客まで
暮らしの中でおもてなしをする機会は多いもの。
もてなす気持ちが大切ですが、基本を押さえておくと
どんな時にも失礼なく対応できます。

■お茶やお菓子のおもてなし■

お客様を自宅にお招きしたらくつろいでお茶やお菓子を楽しんでいただきたいもの。
相手に合わせて、茶器やお茶の種類を選びひと手間かけて淹(い)れる心づかい。
そんな「おもてなしの心」が大切です。
お客様に居心地よく感じていただく方法や基本マナーを知って
お茶の時間をより喜び深いひとときにしてみませんか。

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◆お茶出しの手順

◇部屋にお通ししたら五分以内にお茶を出すのがマナー

(1)お茶の運び方
お茶の用意が出来たら、お盆で運びます。
その際、お茶をのせたお盆をテーブルの上に置いてはいけません。
和室なら畳の上、洋室ならサイドテーブルに置き
そこで湯呑み&茶托、カップ&ソーサーをセットしましょう。

(2)出す順番
お菓子→お茶の順番でお出しします。
置く位置は、お客様から見て左にお菓子、右にお茶です。
これは、基本的に右手でお飲みいただくための配慮。
その際、茶碗の正面がお客様に向くように、カップの場合は
持ち手が右側にくるようにセットしましょう。

(3)お代わりについて
お茶をお出ししてから30〜40分を目安に
お代わりを出すようにしましょう。
冷めたお茶をお茶こぼしなどにこぼしてから新たに注いでもよいですが
茶器ごと入れ替える方がよりていねいです。

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◇お茶とお菓子、どっちを先に出すの? 並べ方は?

出す順番
お菓子が先、お茶が後です。

運び方
お菓子とお茶を別々に運んでも一緒に運んでも構いませんが、ポイントを押さえましょう。
・茶托にのせたまま運ばない。茶托と茶碗を別にして、お盆にのせます。
(ふきんを一緒にのせて行くと、粗相をしても対処できます)
・お盆は胸の高さに持つと、運びやすくて見た目も美しい。
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茶托をはずして運び、出す直前にお盆の上で茶碗を茶托にのせて出しましょう。
ふきんがあるとこぼしても対処できて安心です。


並べ方
お客様から見て、お菓子が左、お茶が右。
・一旦お盆を下座側の畳に置き、お客様から先に出します。
・お客様に器の正面を向けて出します。

◆お茶とお菓子をお出しする位置

お客様の正面にお菓子
ようじを使ったり、フォークを使ったり、と
お客様が一番召し上がりやすい位置へ置く形となります。
お客様の右側にお茶
基本的に、左手を添え、右手でお飲み頂くためです。
お茶だけの場合
お菓子をお出せず、飲み物だけの場合は、中央
もしくは右側に置きましょう。
尚、会話の際にご覧になる資料や品物がある場合には
邪魔にならないように、右側に置いた方が良いです。

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●日本茶の場合

茶托は別に
湯呑みと茶托はセットせずにお盆にのせて運びます。
お出しする直前にセットしましょう
絵柄の位置を確認
一部に柄が描かれている湯呑みは
そちらをお客様の正面にくるようにサーブします。
木目も確認
木目がある茶托の場合は、木目の線がお客様から見て横になるようにします。
両手で!
両手でお出しするのがマナーです。

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カップ&ソーサーの場合

■ 最近では、飲む前にわざわざカップを回さなくても良いよう
初めからカップの持ち手を右側にセットする方が主流になっています。
もちろん、左と右、どちら共にOKです。
■ シュガーやミルク、スプーンの位置は
お客様が使いやすいようにソーサーの手前、もしくは右側にセットします。

サイドテーブルがある場合、ない場合

お盆は、一旦サイドテーブルに置き
そちらで湯呑み&茶托、カップ&ソーサーをセットして下さい。
サイドテーブルがない場合は、テーブルの下座側に一旦置きます。
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2月・如月(きさらぎ)

2010.02.01 *Mon
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旧暦2月の異称、如月といい、また「きぬさらぎ」ともいいました。
現在では、ほぼ3月にあたります。
「日本書紀」の仁徳紀の中に、奈良県東部の山中に氷室(ひむろ)を造り
夏には日本酒のオンザロックを飲んでいたという記事があり
その中に「春分(きさらき)」という呼称が用いられています。

語源説はいくつかありますが、寒さを防ぐために衣を
さらに重ねて着る意から衣更着(きさらぎ)に
また陽気が発達する時期であるところから
気更来(きさらぎ)になったというのがよく知られています。
(さらに草木の芽の張り出す月だからこの名がついたという説や
旧暦2月は燕が来る時季であるといわれており去年の旧暦8月に雁が来て
さらに燕がやって来始める月、すなわち
「来更来(きさらぎ)」月が語源だとする説などがあります。)

*その他の2月の別称
建卯月(けんぼうげつ)・令月(れいげつ)・麗月(れいげつ)・雪消月(ゆきげづき)
梅見月(うめみづき)・梅津月(うめつづき)・初花月(はつはなづき)
木芽月(このめづき)・大壮月(たいそうづき)・小草生月(おぐさおいづき)
中の春(なかのはる)・酣春(かんしゅん)・春半(しゅんはん)
仲陽(ちゅうよう)・仲序(ちゅうじょ)・為如(いじょ)・令節(れいせつ)
降入(こうにゅう)・華朝(かちょう)・美景(びけい)・恵風(けいふう)など。

初花月』(はつはなづき)
季節、季節、一番最初に咲く花を「初花」といいます。   
とはいえ、春一番に咲く花をさすことが多いようです。    
春になってまっ先に咲くといえば梅の花。  
『初花月』の「初花」も梅をさしています。
「梅月」「梅見月」「梅津月(うめつづき)」「梅津小月(うめつさつき)」…  
旧2月の異称には、やはり梅にちなんだものが多く残っています。
    
木芽月』 (このめづき) 
旧暦二月は、樹木が芽ぶく月ということで『木芽月(このめづき)』とも呼ばれます。    
ところで、木の芽を「きのめ」と読むと
特に「山椒(さんしょう)」の新芽をさすことになるそうです。
口の中に広がるみずみずしい香り。これぞ早春の味わいです。    
現代の二月はまだまだ厳しい寒さが続きます。  
外は枯木立(かれこだち)が並ぶ冬景色。
でも、近寄ってよく見てると枝の先に冬芽をつけているのがわかります。   
冬芽の表情は、樹木の種類によってさまざま。
みな、いろいろな顔で春を待っているのです。   
私たちの心にも春を待つ芽がふくらんでいく……
そんな月です。
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節分・もうひとつの大晦日

2010.01.30 *Sat
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雑節 節分(2月3日頃)
二十四節気以外で季節の節目を表わすものを「※雑節」といいます。

立春の前の日をいいます。
冬と春の分かれ目で、明日から暦の上での春を迎えます。
豆をまいてけがれを清め、前年の厄払いをし、ヒイラギの枝にイワシの頭を刺して
軒先に飾り、家の中に災いが入り込むのを防ぐ行事があります。
歳の数だけ豆を食べると、一年間、無事でいられるという言い伝えもあります。
「節分」は春夏秋冬の季節の変わり目ごとにありますが
旧暦では立春が年の始まりにあたり、特に重要視されて
今では「節分」といえば立春の前の日を指すようになりました。

日本の暦には、1年で一番昼が短い「冬至」と、一番昼の長い「夏至」
その中間で昼と夜が同じ長さになる「春分」と「秋分」の「二至二分」があります。
この中間点が「立春」、「立夏」、「立秋」、「立冬」で
約3カ月ごとにめぐる四季の始まりになっています。

節分とは「季節を分ける」・・・つまり季節の始まりの前の日のことをいい
元々は立春、立夏、立秋、立冬の前日を「節分」といいました。
それが現在のように立春の前の日だけとなったのは
冬から春になる時期を1年の初めとし、立春がお正月
その前日の節分が大晦日と考えられていたからです。

雑節(ざっせつ)

生産や生活上の特別の季節を示すものを「雑節」といいます。
節分・彼岸・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日等。

一候の長さはほぼ五日間ですが
もともとは中国で考えられたものであるため
日本との季節の相違による不都合が生じ後に
日本の風土に合った「七十二候」が作られました。
ただし、七十二候を解説した文献や暦註を見ると
候がずれていたり表現上の差があったりして一様ではありません。
これは地域による気候の違いが原因であると考えられています。

「二十四節気」の他、季節を知らせるため
暦に記載されているものが「雑節」。
雑節と呼ばれるわけは
その起源が中国古代に起きた陰陽五行説に基づく迷信的なものや
日本で農業や漁業の体験から作り出された実用的なものなど
由来や性格が雑多であるためです。
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風花(かざはな)

2010.01.25 *Mon
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雪にまつわる風流な表現が日本語にはいろいろあります。
例えば、晴れている日に風にあおられて雪のかけらが舞う様子を
花びらに見立て「風花(かざはな)」と言います。

雪は、花びらと同じ「1片(ひとひら)、2片(ふたひら)」と数えます。
雪だるまを作る時、小さな丸い塊から雪の上を転がして大きくしていきますが
この遊びを「雪丸げ(ゆきまろげ)」と言います。
雪が降った後、零度を超えるまでに気温が急上昇して日差しが降り注ぐと
雪原に波打ってくぼみができます。
これがまるで可愛い“えくぼ”に見えることから
「雪えくぼ」と名付けられています。

険しかった冬将軍の顔もほころび、春の訪れを告げる時期の風景。
同じ頃、山林でも木々の根の周りに積もった雪がとけ出し
根元に丸く黒い土が顔をのぞかせます。
これは「根開き」と呼ばれ、冬眠していた動物達も
徐々に目を覚ます晩冬に見られます。

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雪が降って、それを大地が受けとめるとき
雪にも感情があるかのように、さまざまな文様を見せてくれる。
平らな地面に平凡に積もった雪も、陽射しの角度や温度変化で
雪上に点々と小さなえくぼができる。
まるで雪が笑いを誘うかのような「雪えくぼ」

木の枝には、そこから落ちないように紐状に垂れ下がる。
この「雪紐」はいじらしい。

樹木の生えてる地面を覆いつくしていた雪も
根の熱い息ぶきに応えるかのように、根元からすりばち状に消雪する。
これをマタギは「根開き」と呼んで、熊狩りの目安にするらしい。

自然がくりだす雪の文様を眺めるのは素敵な時間。
まるで雪の奇跡を見ているように。

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快晴の下、降ると言うほどもなく風にちらつく雪・・・風花。  

もとは山から平地に吹き寄せられる風雪のことで
空っ風で有名な上州地方にて よく見られる現象であるといいます。
今は上記のように雪の降り始めに舞い狂う雪片も
風花と呼んで差し支えないようですが、原義は承知して然る可し。

雪が降る時の空は晴天とは懸け離れています。
青空の中、弱々しい冬の陽を 受け輝くからこそ注視され
愛される言葉になっているのではないでしょうか。
あくまで青空と銀粉が対峙する、その風景にこだわって欲しいと思います。  

華やかでどこか幻想的な風花ですが
これが成立するには奇跡と言っていい ほどの偶然を待たねばなりません。
冬の透明な空気では手にとれるように見える山であっても
実際の距離は相当なものです。
小さな小さな風花でも、それを平地にまで吹き寄せるにはかなり強い 風が必要です。
また、必要以上に暖かかったら途中で溶けてしまうでしょう。
地の果 てまで見通せるくらい透き通った青空、そして強く冷たい風
これら偶然の巡り 合わせがなくては風花は生まれないのです。  

ですから風花が通り過ぎる日は必ずと言っていいほど寒さ厳しい日です。
辛く厳しい冬は時たま御褒美のような美しさを与えてくれます。
風花も間違いなくその ひとつでしょう。
ひうひうと耳を凍らせるような寒風の中
無数の光に取り囲まれた一瞬は我を忘れるような心持ちになります。


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慶事と弔事

2010.01.19 *Tue
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通過儀礼:つうかぎれい

日本には産湯や七五三、結婚の習俗、長寿の祝いなど
古来から続く通過儀礼があります。
しかし、人々の意識、社会構造などの変化と共に
その多くが廃れつつあるのも事実です。
そんな中、今でも根強く残る儀礼もいくつか存在します。
お宮参りや七五三で晴れ着に身を包み
神社へお参りに行くのは今でも一般的ですし
厄年のお祓いに行く人も途絶える気配はありません。

これらの通過儀礼の核の部分には
「子供が無事に育ち、長生きできるように」のような
人々の想い、願いがあります。
私たちの身近にころがっている儀礼の意義を知れば
数々ある日本のしきたりをわずらわしいものと思わなくなるかもしれません。


誕生の祝い

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■帯祝
妊娠五か月目に入った頃の戌(いぬ)の日に、安産を祈って
「岩田帯」という腹帯をしめる祝いの儀式です。
戌の日に行うのはお産が軽い犬にあやかる意味がありますが
現在では特に戌の日にこだわる必要はありません。
地域により三ヶ月目、五ヶ月目、六ヶ月目、七ヶ月目など異なります。

■お七夜
子どもが生まれて七日目は最初の節目です。
子どもの成長願ってお祝いします。
また「名づけ祝い」とも呼ばれ、子どもの名前を決め
命名披露の祝宴を開きます。

■(お)宮参り
生まれた子どもを、初めて産土神(うぶすながみ)に参拝させ
子どもの健康と長寿を祈る行事です。初宮参りともいいます。
お産の忌みがあける30日以降で、男の子は生まれて30日目
女の子は生まれて32日目に参拝します。
男児31日目、女児33日目など、地方によって異なります。

■(お)食い初め
子どもが一生食べ物に困らないように願い
初めて子どもにご飯を食べさせる儀式です。
赤飯や尾頭付きの膳で、食べさせるまねをします。
箸初め(はしぞめ・はしはじめ)、箸立て、一粒祝い、歯固めなどともいいます。
長寿にあやかるという意味で、近親者の中で長寿の方に儀式の役目をお願いします。
生まれてから100日目、110日目、120日目など、地方によって異なります。

■初節句
生まれた子どもが初めて迎える節句のことです。
子どもの成長と厄除けを願う行事です。
女の子は三月三日の「上巳(じょうし)の節句」「桃の節句」「ひなまつり」
男の子は五月五日の「端午(たんご)の節句」です。
生まれて21日以内に節句がくる場合は翌年から行います。

■七五三
七五三は11月15日に男の子は3歳と5歳に、女の子は3歳と7歳に
産土神(うぶすながみ)に参拝させ、無事成長したことを感謝し
将来の幸福と長寿をお祈りする行事です。
本来は数え年ですが、現在は満年齢で行われることもあります。
七五三の行事は江戸時代に、3歳の男女に「髪置の祝」(髪を伸ばしはじめるお祝い)
5歳男子に「袴着の祝」(初めて袴をつけるお祝い)
7歳の女子に「帯解の祝」(帯を使いはじめるお祝い)に始まったとされています。

長寿の祝い

長寿を祝福し、周りの者が長寿にあやかる儀礼です。
算賀〔さんが〕、賀の祝い、賀寿〔がじゅ〕とも言います。

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■還暦(かんれき)
数え六十一歳(満六十歳)をいいます。
その人が生まれた年の干支が戻り、長寿であることをお祝いをします。
十干と十二支の組み合わせの干支は六十年に一度だけしかめぐってきません。
六十年に一度、干支(暦)が還ってくるので還暦といいます。
また、還暦は「本卦還り(ほんけがえり)」「華甲(かこう)」ともいいます。
還暦には赤いちゃんちゃんこや、赤い頭巾を贈る風習があります。
赤いものを贈る由来は、生れた干支に戻り赤ちゃんに還るという意味や
魔除けの色の赤、などがいわれます。

■古稀(こき)
数え七十歳(満六十九歳)の別称で、長寿を祝います。
「古希」ともいいます。
中国唐代の詩人杜甫の詩句の一説「人生七十(しちじゅう)古来稀なり」が由来です。
お祝いは紫色のものを贈ります。

■喜寿(きじゅ)
数え七十七歳(満七十六歳)の別称で、長寿を祝います。
「喜」の略字が七十七に見えることが由来です。
「喜の字の祝い」「喜の祝い」などともいいます。
お祝いは紫色のものを贈ります。

■傘寿(さんじゅ)
数え八十歳(満七十九歳)の別称で、長寿を祝います。
傘の略字が「八」と「十」に見えることが由来です。
お祝いは紫色のものを贈ります。

■米寿(べいじゅ)
数え八十八歳(満八十七歳)の別称で、長寿を祝います。
八十八を一つの字にすると「米」になることが由来です。
「米(よね)の祝い」などともいいます。
お祝いは金色のものを贈ります。

■卒寿(そつじゅ)
数え九十歳(満八十九歳)の別称で、長寿を祝います。
「卒」を略した字の「卆」が、九十に見えることが由来です。
お祝いは金色のものを贈ります。

■白寿(はくじゅ)
数え九十九歳(満九十八歳)の別称で、長寿を祝います。
「百」の字から、一つ目の画を取ると「白」になることが由来です。
お祝いは白色のものを贈ります。

■上寿(じょうじゅ)
長寿の畏敬を、六十歳を下寿、八十歳を中寿、百歳を上寿の三つに分ける考え方から
数えで百歳(満九十九歳)をいいます。
また、百歳以上のことをさしたり、上寿を百二十歳、中寿を百歳とする考え方もあります。

■茶寿(ちゃじゅ)
数え百八歳(満百七歳)の別称で、長寿を祝います。
「茶」の字の、冠部分を「十」が二つと、つくり部分が「八十八」に分けられ
これを足すと「百八」になることが由来です。

■皇寿(こうじゅ)
数え百十一歳(満百十歳)の別称で、長寿を祝います。
「皇」の字の「白」が、「白寿」と同様に、「百」から一を取った「九十九」で
「王」の字は、「十」と「二」からなり、これを足すと「百十一」になることが由来です。

◎和暦・元号(年号)からの年齢調べと、西暦への変換ができます
年齢計算 [1]
◎満年齢/数え年齢調べと、干支・星座・誕生石・祝いが分かります
年齢計算 [2]
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絵本でめぐる季節

2010.01.13 *Wed
季節の絵本

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12ヶ月を紹介する絵本。その季節、その月のページを開く。
もちろん一年中楽しめますが
四季を思って読む絵本は、1月から12月まで順番に扉を開いていくと
また違った感性や味わいが生まれることでしょう。

絵本や童話と聞くと子どもの物と思われる方が多いと思いますが
大人が読んでも結構 感動させてくれたり、温かい気持ちにさせてくれたりするものです。
読書好きの方はもちろんですが、苦手な方でもすぐ読めますので
是非一度読んで 絵本の魅力を感じて頂けたら…と思います。

 読み継がれる絵本…その魅力


冬を楽しもう

『雪の絵本』
粉雪、牡丹雪、淡雪。童話作家の神沢利子さんが集めた雪にまつわる言葉
エッセーに詩、そして童話からなるお話集。
室生犀星や宮沢賢治の詩、懐かしいわらべうたや雪の行事について語られ
ロシアの民話「雪娘」やフィンランドの童話があったり
他にも「つめたくない雪」「雪売り」など興味深いエッセーを読むことができます。
ページを開くと、装丁同様、文字の上に青い雪の結晶が散りばめられています。
雪の日のように、ひっそりとしたやさしい時間をくれる本。



『バムとケロのさむいあさ』
子どもはもちろん、おとなにもファンが多い「バムとケロ」。
とにかくこれ一冊あれば、あなたは「退屈」ということばを完全に忘れ去ることができます。
隅々まで行き届いた細かい配慮。細々としたグッズの愛らしさ。
子どもたちの憧れである遊びをふんだんにお話の中に取り入れて
子どもたちの心を満足させきってしまう、展開のうまさです。



『てぶくろ』
おじいさんが森で落とした手袋に動物たちが次々と入ってきます。
幼稚園などでもおなじみです。



『てぶくろをかいに』
「人間はこわいから絶対にきつねの手をみせてはいけないよ」と
かあさんぎつねに教えられた子ぎつね。無事手袋を買えるでしょうか



『ぽとんぽとんはなんのおと』
冬ごもりの穴の中、くまの坊やがお母さんにたずねます。
「かーんかーんて何の音?」耳をすませば、ほら春の訪れを告げる音。
小さなお子さんから。



『14ひきのさむいふゆ』
14ひきのねずみの大家族の、冬のお話です。
雪に埋もれる季節、彼らはどうしているんでしょう?
ストーブがあたたかく燃え、上にのっているやかんの
シュンシュンいう音が聞こえてきそうな見開きの絵。
仲良し家族の豊かな冬のたのしみを、一緒に味わってみませんか。


『月夜のみみずく』
静かな静かな雪の森。静かに輝く冬の月。
あたり一面の白い静寂の中、少女の鼓動だけがドキドキ聞こえてくるかのようです。
はじめて父親に連れられてみみずくに会いに行った晩の、わくわくする気持ちの高揚
ちょっぴりおとなになったようなうれしい感じを、あたかもその場で
いっしょにみみずくに遭遇しているかのような臨場感をもって描いています。


『ふゆのせいざ オリオン』
12月1日だったら夜8時ごろ。1月1日になると、夜6時ごろ。
リボンの形をした星座、オリオン座が東の空にのぼってきます。
小さな子どもにも見つけやすい形と、はっきりした明るい光。
さあこの写真絵本を手がかりに、今夜、きみも夜空を見上げてみよう!

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